2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

買ったんだけど

ルール周りの矛盾が気になる気になる。 メールの送り先もないし、どうしたもんだろ。 誰か親切な人、質問しておいてくださいよ! なお、[号令]系の質問は取り除くことにした。理由は、(「自動」)の表の特殊効果は「自動」にしかつけられないというのはほぼ確…

おわりに

VtRは、前作VtMの路線をほぼ継承しつつも、プレイアビリティの向上を図った作品といえます。その目論見は、私としてはかなり成功しているように思えます。反面、最近の国産システムに見られるような「シナリオの作り方」の丁寧なサポートはあまり期待できま…

前作との違い

ここまでを読まれた皆さんは、前作VtMと大した違いがないと思われるかもしれません。ある意味ではその通り、VtRの取り扱う題材はVtMとほぼ変わっていません。では、どこが変化したのでしょうか? 前作の特徴は、膨大な設定が存在することでした。次々と新し…

VtRの遊び方

VtRの世界は、多くの場合現実世界よりも陰鬱なものになります。シナリオには多くのパターンがありますが、本書の中で例として挙げられているシナリオのテーマを紹介しておきます。・The Danse Macabre…血族は常に互いに争い、人間への影響力を奪い合っていま…

血族について

血族の社会はいわば封建制です。都市を支配する公子、公子を補佐する参議、治安を維持する警吏、社交面での力を持つ宮廷雀…。様々な肩書きが存在し、互いに陰謀をめぐらせています。 血族達は五つの氏族と五つのコヴナント(思想で分かれた集団)に分かれ、…

ヴァンパイアって?

映画やコミックの中に登場する、アレです。しかしVtRにおけるヴァンパイア、血族たちは、この記事を読まれている方のイメージよりも多くの制限に縛られています。日光が弱点なのは勿論、常に自分の中の獣性と戦いつづけねばならないという大きな弱点を抱えて…

Vampire:the Requiem(VtR)とは。

コアルールブックが「ゴシックホラー」ならば、本作は「モダンゴシック」なゲームである、と書かれています。基本的には前作、ヴァンパイア:ザ マスカレードと同様、プレイヤーはヴァンパイア(彼らは自分達を血族/Kindredと自称しています)に扮し、血族の社…

今後の展望

本書はあくまで基本ルールブックですから、上で紹介しただけがWoDの遊び方ではありません。すでに出版されたヴァンパイアとワーウルフ、今後出版されるメイジを導入することで吸血鬼、人狼、魔法使いといった種族をプレイすることが可能になります。彼らは単…

何ができるの?

本書単体では、前述のようにホラー小説のようなシナリオが中心になるのではないでしょうか。恐ろしい怪物が現れ、PCたちは怪物の謎を解いて目的を果たすため(その目的は、怪物の撃退かもしれませんし、友人の救出かもしれません)に奔走する…という遊び方が…

基本ルールブックの内容

基本的な判定について・キャラクターの作り方・車両/長所/武器といったデータ・生き物のデータ・幽霊キャラクターの作り方(ただしNPC)が基本ルールに含まれます。また、シナリオの作り方や回し方のガイドも書かれています。

WoDとは

本書から始まる新WoDシリーズは、「モダンホラー」をプレイするゲームとしてデザインされています。PCが恐怖の対象に出会い、もがきながらそれを乗り越えていく…そういったシナリオをプレイするものと思ってください。本書には残念ながら、敵となりうるデー…

the World of Darkness ISBN:1588464768

昨年夏に米国ホワイトウルフ社からリリースされた本書は、同時発売されたVampire:the Requiemから始まる新しいWorld of Darkness(以下WoD)シリーズの基本ルールブックになります。今後発売されるシリーズをプレイするためには必須ですので、WoDシリーズを…

終わりに

全体として、進化したルールブックであると言えるのではないでしょうか。サプリメントも、旧作後期のような乱発は避けられ、現在のところ高品質な少数のサプリメントに押さえられています。英語を読まれる方は勿論、そうでない方も、日本語版の出版を機会に…

欠点・注意点

本書は基本ルールを記載した本であるため、これ単体では長期のセッションには耐えないでしょう。人間を遊びたいならば別途Antagonistsを、他の種族で遊ぶならばVtRを購入されたほうが良いと思います。

設定面

設定に関しては、今までのサプリメントが使えなくなったことにより大幅に減りました。今後設定は追加されますが、新WoDで特徴的なのは、追加される設定は全て*選択制*であるということです。 WWはこれを「ツールボックス思想」と呼んでいますが、今後のライ…

ルール面

旧WoDと同じく、10面体を複数個振って難易度より上が出た数を数える方式です。ただし、複雑化を避けるために難易度が8に統一され、状況などのペナルティはダイスプールの増減で表現されるようになりました。10が出たら振り足しというルールが追加され、1の…

旧作からの変更点

旧WoDは「ゴシックパンク」と銘打たれていましたが、新しい基本ルールブックでは、「モダンホラー」を遊ぶゲームであると記されています。作家で言えばスティーブン・キングやピーター・ストラウプでしょうか。ゲームに例えれば、クトゥルフの呼び声に似てい…

基本的な内容

昨年WoDシリーズがリニューアルされましたが、その際設定などを一新すると同時に基本ルールとヴァンパイアで遊ぶサプリメントに分割してリリースされました。本書は、その基本ルールブックとなります。 基本的な内容は、判定方法・キャラクターの作成法・デ…

コアルールブック紹介文-テスト変-

the World of Darkness ISBN:1588464768注:この解説は、旧WoDシリーズをご存知の方向けに書いております。WoDをご存知でない方は、初心者向け紹介文をご覧ください

昨日の続き

WoD

確かに、参議が実権を握ってたり、参議の提案で処罰されたりとか、そういうことだってあるわけだ。そういうのを含めて、シナリオ終了後に処理できるようなルールを考えてみようか。LARPに付属するっていうルールが良く出来てれば無用になるけど、そしたらそ…