血族について

血族の社会はいわば封建制です。都市を支配する公子、公子を補佐する参議、治安を維持する警吏、社交面での力を持つ宮廷雀…。様々な肩書きが存在し、互いに陰謀をめぐらせています。
血族達は五つの氏族と五つのコヴナント(思想で分かれた集団)に分かれ、それぞれの間でも争いや確執があります。
特にコヴナントは本作で新しく登場した要素で、伝統を廃して平等な社会を作ろうとする「カルシアンムーブメント」、神秘的な秘儀を伝えるカルト「サークル・オブ・クローン」、血族社会の中で絶対的な権力を握ろうとしている「インヴィクタス」、血族の司祭にして異端審問官である恐ろしい「ランケア・サンクトゥム」、ドラキュラその人の教えに従い血族の呪いに対抗する「オルド・ドラクル」といった特徴的なものが揃っています。他にも大小のコヴナントが多数存在していおり、随時追加される予定になっています。