新しい長所:奴隷/Thrall(・・・)

 あなたのメイジは他人のソウルストーンを人質にしており、相手のメイジを奴隷にしている。このことで、石を返却する前に三つまでの要求をすることができる。要求は軽いものでも重大なものでも良いが、その要求があまりに困難だったり危険だったりする場合には相手は協議会に訴え出ることもできる。
 ソウルストーンを所有することで、あなたのメイジと相手の間には親密な繋がりができ、原質の呪文を使うことなしに相手からマナを引き出すことができる。Gnosis+外見-相手の堅忍で判定し、1成功ごとに1点のマナを奪うことができる。この試みは一日に一度まで行うことができ、三つの願いの一つとカウントされる。
 STは、誰が奴隷となっているのか決めること。より強く、より顔の広いキャラクターほど提供できるものも大きくなるが、相手を怒らせたときの危険性も大きくなる。相手が自由になったとしても、直接復讐したり決闘を申し込んだりすることは当然できない。しかし、復讐のために影から物事を操ることはできる。逆に、あなたのメイジの態度が相手に好意的で、相手の威厳を保つように振舞えば、相手はいやいやにでもあなたを尊重するだろう。 
 三つの願いを叶え終えたら、キャラクターはソウルストーンを元の持ち主に返し、奴隷を解放するように要求される。相手を解放しないメイジには、誰であっても、たとえ同じOrderや協議会に所属していないメイジでも、自由に処罰を下してよいことになっている。
 メイジの中には、奴隷が要求を満たして自由になることがないように、わざと過酷な要求をするものもいる。これは無作法なこととされ、奴隷はこの件を協議会に訴え出ることができる。とはいえ、ほとんどの会の幹部は奴隷の主人が、すき放題に振舞うことで彼らの利益や権利を侵そうとしているのでない限りは間に立ち入ることをためらうだろう。大抵は、虐待されている奴隷は自らの狡知を頼みに主従関係を逆転させようと企むしかないだろう。