導師/Master

5ドットのArcanumを持つ導師にできること:

・Arcanumに関連する現象を無から作り出すことができる。アトランティス人はこれを創造の実践/Practice of Makingと呼んでいた。
・対象を破壊したり不具にしたりできる。アトランティス人はこれを破壊の実践/Practive of Unmakingと呼んでいた。

次元の連結点/Dimensional Axis

 メイジは、空間を多重に存在する状態、つまり同じ空間に複数の座標が存在している状態にできる。これは言ってみれば、空間が「重なって」存在している状態で、必要なだけいつまでもそのまま共存しつづけることができる。(時間とコストを掛けるなら永遠にそのままにもできる) 互いに重なっている間、その場所と物体は通常互いに干渉しない。ランプ、ソファー、シリアルの皿、三つの座標にある物体は、干渉を起こさずに一ヶ所に存在できる。誰かがそれを見れば、光を使った幻や遠近法を使ったトリックだと思うかもしれない。ランプとソファーとシリアルが全て同じ距離、同じ場所に存在する。しかし、それは自分の見間違いに決まっている―そう思い込むだろう。彼が、Mage Sightを持っているか、魔法の存在に気づいているのでなければ。
 メイジは、同じ座標にある物体が互いに干渉するようにすることもできる。(大抵は破滅的な状況になる)。このバージョンの呪文は「世界衝突/Worlds Collide」と呼ばれる。