The Celestial Ladder

 "魔術師は創造の織物をゆがめるほどの力を手に入れたが、力はすぐに、彼らの賢明さを追いやってしまった。彼らの傲慢さは抑えられないほどに高まった。最初の移住者から何世代もが過ぎ、そもそもの目的は忘れ去られていた。そして、魔術師同士の戦争がはじまった。
 勝者はアトランティスを自分達のものとし、敗者を辺境へと追放した。そして力を集め、強大な呪文によって天の梯子を建設した。彼らは、各々が自分の魂によって天へと到達するという従来の方法を否定し、直接天上へと歩み入ろうとしていた。そして神の座を自分達のものとし、天上から地上を支配しようとしていた。天と地上との境に掛かっていた覆いが取り払われ、高きと低きが交わり、純粋なるものと不純なるものが混ざり合い、世界は鳴動した。
 世界が破壊され、汚染されるという危機に際して、追放された魔法使いたちが団結し、アトランティスを襲撃した。彼らは星の梯子を上り、天に居座った魔法使いと争った。その戦いは恐ろしいものだった。敗者―すなわち両方の陣営―は天上から投げ落とされ、地上へと墜ちた。"