門弟/Disciple

3ドットのArcanumを持つ門弟にできること:

・Arcanumに関する現象の方向性や作用を変化させることができる。アトランティス人はこれを再編の実践/Practice of Weavingと呼んでいた。
・対象を害することができる。アトランティス人はこれを損壊の実践/Practice of Frayingと呼んでいた。
・Arcanumに関する事柄を補強し、強化し、高めることができる。アトランティス人はこれを理想化の実践/Practice of Perfectingと呼んでいた。

加えて、下位の効果を拡大したものが使用可能となる。


(ニュアンスは分かるが訳語保留)/Control Median Life

 動物は本能の生き物だ。賢い動物ならば智恵を使って問題を解決することもできるが、ほとんどの動物の反応は生化学的にあらかじめ決められている。空腹ならばえさを探し、恐怖すれば逃走する。追い詰められれば、大抵は戦うだろう。こうした反応は深く染み付いていて、予想しやすい。そのためメイジは、普通その動物がしそうなことであれば実質的にはどんな行動でもさせられると言ってよい。もしメイジが望むなら、600ポンドのアフリカライオンを怯えさせることもできるのだ。 同様に、もしヨークシャーテリアが容赦ない攻撃を仕掛ける可能性を持っているならば、成人男性を狂ったように襲わせることもできる。それこそ、成長したドーベルマンが縄張りに侵入した弱い生き物を襲うように。
 これは精神的な強制ではなく、動物の状況に対する本能的反応(脳の化学作用やホルモンのシステムによって制御されている部分)を操るものだ。つまり、犬に不可能なこと、例えば訓練されていない犬に密封されたケースの封を切るようなことを強制することはできないということだ。なぜなら、こうした行動は犬に本来備わったものではないからだ。また、この呪文は精神的な繋がりを動物との間に作るものでもない。動物が何をするかをメイジが決めるだけだ。それが動物の通常の行動の範囲内であれば、望んだ反応が得られる。賢いメイジは、テレパシーででもあるかのようにこの呪文で動物の感情を操作することができる。例えば、メイジを単なる群の一員ではなく、群のボスとして認めさせるような部分を刺激してやればいいのだ