Magical Proficiency

 高次の世界が低次の世界へその力を及ぼせば、およそ不可能なことはない―使い手がArcanumの正しい組み合わせを知ってさえいれば。MtAwでは、各Arcanumの各ドットに対応した膨大な量の呪文リストが用意されている。しかし、可能な全ての呪文がかかれているわけでは―もし可能だとしても―ない。プレイヤーの工夫や発想が用意されたリスト以上であることは無論ありうる。もしかかれていない効果を使いたいのならば、"独創的な魔術/Creative Thaumaturgy"の項を参照すること。
 (たわごとなので翻訳省略。いや、ホントなんも書いてないんで)

参入者/Initiate

Arcanum1ドット、参入者のできること:

・Arcanumに対応する事柄について、起きた現象を理解したり神秘的な理解を得たりできる。アトランティス人はこれを智の実践/Practice of knowingと呼んでいた。
 
・Arcanumに対応する事柄について、初歩的な操作ができる。アトランティス人はこれを強制の実践/Practice of Compellingと呼んでいた。
 
・Arcanumに対応する事柄を知覚することができる。アトランティス人はこれをの暴きの実践/Practice of Unveilingと呼んでいた。

Arcanumについての初歩的な理解に加えて上記のような能力を得る。Arcanumが上昇するにつれてより高度な能力を得てゆく。

検死眼/Forensic Gaze

 時には、ある死体がどのように殺されたか、という情報こそがもっとも役に立つ情報になることもある。この能力は、犯罪現場の捜査官が何を捧げてもいいから欲しいと思うような能力だ。この呪文によって、メイジは一瞥しただけで生き物がどのように、どれくらい前に死んだのかを知ることができる。勿論、実際に法廷で通用する証拠を示せるかどうかは、本当の死因がどれほど巧妙に隠蔽されているかによる。
 この呪文は死因を明らかにするだけで、情状酌量を求めるために使うようなその他の状況がわかるわけではない。人間の骸骨に使った場合例えば、対象はぴったり二ヶ月前に頚動脈の損傷により死亡したと分かる。だが、彼が死亡時に致死量のストリキニーネを飲んでいたとは分からないだろう。だが、こうした限界はあったとしても中々便利に使うことができる(例えば、人間の死体を見つけたとして、死んだときにできた大きな傷ではなくて心臓への狙い済ました刺し傷で死亡したと分かる)。たとえ死因に関する物的証拠が何も残っていなくても(たとえば灰になるまで死体が焼かれているとか)、同じ情報を得ることができる。