迷宮キングダム投稿資料
適当に書いてみたよ。カードデータは暇なときに。
ダンジョンデッキセット!
ダンジョンデッキセット!
・概要
このカードセットは、まよキンを手軽に遊びたい時に、ランダムに部屋の内容を決めるために使用します。
(1)下準備
まず、そのシナリオで出る可能性のあるモンスターカードを5〜20種類選び、重ねて中心に置きます。このとき、宮廷の平均Lv+4を超えるモンスターを中に入れないことをお勧めします。こちらは、通常モンスターカードとなります。さらに、平均Lv+4を超える敵は、リーダーモンスターデッキとして横に置いていきます。さらに、リーダーの中の一体をシナリオボスとします。GMはこのボスをメモしておきましょう。
オプション:リーダーとなるモンスターは表にしておきます。そして、部屋において戦闘が発生しリーダーを決定するよう指示があるたびに、GMは置いた中から好きなモンスターを選び、リーダーとします。一度使われたリーダーは、そのダンジョンの探索中2度と使うことはできません。GMは、リーダーを置かないことを選んでも構いません。
次に、ダンジョンカードセットを作ります。ダンジョンカードの中から15〜50枚程度を選び、良く切り、中心に置きます。このとき、戦闘の指示あるカードが全体の1/2から1/4程度になるようにしましょう。なお、ダンジョンの部屋数と通路の構成だけは最初に決め、GMが自分用シートに記入しておきます。
オプション:モンスターデッキやダンジョンデッキを組むのが面倒臭い場合、適当にカードを入れておいて不適切なカードは使わない方法、プレイヤーが一定回数の引きなおしを要求できることにするなどの方法で遊んでもいいでしょう。
なお、ゲーム中にアイテムを手に入れることがあります。その場合、迷宮クロニクルの指示に従ってアイテムをルール中から選ぶか、余裕があれば出したいアイテムのデッキを作っておいてもいいでしょう。
(2)カード解説
カードには、次のようなデータが書かれています。
名前・トラップ・戦闘の有無および敵数・通路のトラップ・特殊イベントの指示
例として、ダンジョンカード「黒氷」と、「機械室」のデータを上げましょう。
黒氷…トラップ:大爆発(部屋の探索)、吊り天井 モンスター:通常*(宮廷の人数)、リーダー*1 通路トラップ:巨大岩石 (フレーバーテキスト)
機械室…トラップ:自動販売機 モンスター:なし 通路トラップ:スリットアロー 特殊イベント:巨大な機械が唸っている!キミにそれなりの才覚があれば解体できるかもしれない。希望者は、才覚/9の判定を行うこと。成功すれば、1D6個の素材:機械を手に入れる。失敗したら、1D6点ダメージを受ける。 (フレーバーテキスト)
(3)実際の運用
GMはあらかじめ、通路と街道、それと部屋のある場所を決め、メモしておきます。
次に、ダンジョンカードを三枚取り、手札とします。手札は、消費したら好きなタイミングで三枚になるように補充することができます。しかし、先に取ってから置くことはできません。
王国フェイズで探索が行われた場合(およびそれに類するもの)、GMは手札からカードを置いていきます。部屋と、繋がっている通路の分カードをおき、部屋のモンスター数とトラップ数を宣言します。このとき、通路にあるトラップの数を計算に入れるようにしましょう。
部屋を表すカードと通路を表すカードの混同を避けるため、通路のカードは横向きにして置きます。また、GMは、まず手元の探索シートに数を記入してから、PLに宣言します。これは、宣言の間違いを減らすための手順です。王国フェイズで探索が行われなかった部分については、まだカードを配置しません。
オプション:ゲーム開始前に、カードを5*5に伏せたまま並べて開始する方法もあります。カードははそれぞれの部屋と通路を表します。
この時点で、あるいはダンジョンに入った後でも、戦闘が連続してしまう場合があります。その場合の対策として、*戦闘は、部屋数の半分まで(端数切り上げ)*というルールを作ります。部屋を置かねばならず、かつ戦闘のあるカードしか手札にない場合、GMは手札を公開した上で全てすて、三枚を引きなおします。
迷宮フェイズでは、部屋に入った時点でまず、モンスターを出します。この時点ではまだカードを表にしません。休憩などが終わって部屋を出る時に、初めてカードを表にします。
イベントなどの一部には、「気づかずに通過した場合このイベントは消滅する」「通過した場合このイベントは消滅する」と書かれています。こうしたイベントは、(前者の場合気づかずに)部屋から出た時点で消滅し、以後適用されません。
迷宮の探索が終了する条件は二つあります。リーダーカードの中で、ボスと設定したカードを引くか、最後の部屋にたどり着いた場合です。ボスのカードを横に置き、さらに一枚リーダーカードを引きましょう。ボスには側近がいるものなのです。
後者(最後の部屋についた)の場合、戦闘はカードに戦闘が指定されていない場合も発生します。その場合、戦闘にはボスと、リーダーモンスター一体と、通常モンスターが宮廷の人数分出てきます。
GMは、条件を「最後の部屋に到着した場合」だけにしても構いません。
(4)もっと色々な遊び方がしたい
戦闘がクライマックスではつまらない!という場合もあるでしょう。その場合、イベントカードを一枚選択するか、自作のクライマックスを用意し、そのカードを引くか最後の部屋にたどりつくまで冒険をする方法もあります。その場合、最後の部屋のカードは選んだクライマックスに変更されます。このカードが通路で出てしまった場合(というより、その方が多いでしょう)、GMは新しいカードを引いて通路にし、クライマックスカードを山に戻し、シャッフルします。
また、このシステムを一部だけ流用することもできるでしょう。モンスターをデッキから引いて決定してもいいですし、カードを見ながらダンジョンを製作してもいいのです。特に、時間が無い時にはカードが大きな助けになるはずです。
ルールは楽しく遊ぶために用意されています。ルールに囚われず、楽しく遊びましょう!